世界大百科事典(旧版)内のパーナドゥラ論争の言及
【大菩提会】より
…以後仏教国スリランカは半世紀以上にわたって,キリスト教徒でなければ就職も出世もできない時代が続いた。しかし73年,仏教とキリスト教の間で行われた有名な〈パーナドゥラ論争〉で仏教側が勝利をおさめたことから,スリランカ仏教は蘇生した。この事件を10歳のときに見たダルマパーラAnagarīka Dharmapāla(1864‐1933)は仏教の復興と普及のために〈大菩提会(マハーボーディ・ソサエティMahābodhi Society)〉を設立した。…
※「パーナドゥラ論争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」