世界大百科事典(旧版)内のひかり協会の言及
【森永ヒ素ミルク中毒事件(森永砒素ミルク中毒事件)】より
…しかし69年日本公衆衛生学会で後遺症の実態が明らかにされたのを契機に,〈森永ヒ素ミルク中毒の子供を守る会〉の自主的な運動が活発化し,恒久的救済対策を求めての森永との交渉も始まった。73年10月,守る会,森永,厚生省の3者会談で,3者がそれぞれの立場で守る会の掲げてきた救済対策を早急に行うことが確認され,さらに12月森永が救済資金として30億円を出すことなどで合意が成立,翌年4月恒久救済機関として財団法人〈ひかり協会〉が設立された。【黒田 満】。…
※「ひかり協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」