世界大百科事典(旧版)内のひし星の言及
【いるか座(海豚座)】より
…α星は実視等級3.9等,スペクトル型はB8,β星は3.7等,スペクトル型はF3である。αβγδの形から〈ひし星〉の和名もある。概略位置は赤経20h35m,赤緯+12゜。…
【星】より
…星ということばは,広くは太陽と月を除く天体すなわち恒星,惑星,すい星,星団あるいは星座を指し,狭くは恒星だけを指す(ただし太陽と月も場合によっては星と呼ぶ)。 原始時代の人類にとっては,彼らがもっとも畏怖(いふ)の目で仰いだ太陽と月とが,偉大な精であることはもちろん,空の無数の目のようにきらめく星もみな精であり,ときには神でもあった。バビロニアの楔形文字の〈神〉が星の形であるのもこのことを示している。…
※「ひし星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」