ヒラール族(読み)ひらーるぞく

世界大百科事典(旧版)内のヒラール族の言及

【マグリブ】より

…9世紀にアンダルスとカイラワーンから相当数のアラブがフェスに移住したが,これも都市内に限定されていた。しかし11世紀中ごろのヒラール族とスライム族の侵入は,都市だけでなく,農村,山岳,砂漠地帯にまで及び,およそ5万人の兵を数えたといわれ,これに女,子どもが加わっていたはずなので,かなりの規模であった。この事件は,ベルベル族の西方移動の原因にもなったので,リビア西部からアルジェリア東部のアラブ化を急速に進めた。…

【リビア】より

…正式名称=リビア・アラブ社会主義人民共和国Jamāhīrīya al‐‘Arabīya al‐Lībiyā al‐Ishtirākīya al‐Sa‘biya∥Socialist People’s Libyan Arab Jamahiriya面積=175万7000km2人口(1996)=544万人首都=トリポリTripoli(日本との時差=-7時間)主要言語=アラビア語通貨=リビア・ディーナールLibyan Dīnārアフリカ北部,地中海のシドラ湾周辺からサハラ砂漠にかけて広がる共和国。…

※「ヒラール族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android