世界大百科事典(旧版)内のビトリナイト反射率値の言及
【石油根源岩】より
…タイプIIIは,陸上の高等植物に由来し,酸素に富むため,ガスの根源とされ,タイプIIは,IとIIIの中間型とされている。ケロジェンの熟成度は,種々の方法で測定されているが,最近では,石炭組織学より導入したビトリナイト反射率値が最も信頼されている。タイプによって若干異なるが,この反射率値が約0.5%で石油が発生し始め,1.2%でコンデンセート,2%では熱分解ガスとなるとされている。…
※「ビトリナイト反射率値」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」