世界大百科事典(旧版)内のビバラナ派の言及
【不二一元論派】より
…シャンカラには多くの弟子がいたと推定されるが,スレーシュバラ,パドマパーダ,ハスターマラカ,トータカの4名が知られ,スレーシュバラとパドマパーダが後代に大きな影響を与えた。シャンカラの後継者たちの間では,彼があえて明確な性格づけを避けた無明(アビドヤーavidyā)の問題をめぐって二派に分かれるが,その一つはビバラナ派である。この派はパドマパーダの《パンチャパーディカー》に対して,13世紀ころプラカーシャートマンが書いた注釈《ビバラナ》に由来し,長い間不二一元論派の主流を形成した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」