世界大百科事典(旧版)内のビュルツブルク学派の言及
【キュルペ】より
…主著には《心理学概論》(1893),《哲学入門》(1895)のほか《美学原論》(1921)などがある。なお,彼の指導下にあったマルベK.Marbe,アッハN.Ach,メッサーA.Messer,ビューラーK.Bühlerらを総称してビュルツブルク学派という。【児玉 憲典】。…
【心理学】より
…しかし,精神は要素の寄せ集めではなく,要素を総合する能動的な統覚作用をもっている。ブントの方向をさらに発展させ,彼が扱わなかった判断や思考などの高等な精神作用をも内観法で研究したのが,O.キュルペなどのビュルツブルク学派である。一方,連合心理学の経験主義と要素主義を忠実に引き継いだのがJ.B.ワトソンの行動主義心理学である。…
※「ビュルツブルク学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」