ビルマ独立軍(読み)びるまどくりつぐん

世界大百科事典(旧版)内のビルマ独立軍の言及

【タキン党】より

…39年にはバモーの率いるシンイェーダー(貧民)党と合体して自由ブロックと称し,ビルマの独立権の承認,制憲議会召集の準備,総督権限の内閣への委譲などを要求した。40年ビルマ防衛法の発動で幹部党員多数が逮捕され,組織は壊滅状態となったが,同年6月日本に脱出したアウンサン,フラミヤインらとミャ,チッら人民革命党系タキンとの協力で,青年タキン30名の日本送り込みに成功し,ビルマ独立軍の母体づくりの役割を果たした。【大野 徹】。…

【ミャンマー】より

…非協力を主張するタキンや,タキンたちと組んで自由ブロックを結成したバモーらは,弾圧された。日本の参謀本部によって設置された対ビルマ謀略機関〈南機関〉は,40年から41年にかけて青年タキン30名をビルマから密出国させ,海南島で軍事訓練を施したうえ,ビルマ独立軍を結成させた。太平洋戦争勃発とともに,ビルマ独立軍は日本軍と連携してビルマに進出した。…

※「ビルマ独立軍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android