ビルンバウム,N.(読み)びるんばうむ

世界大百科事典(旧版)内のビルンバウム,N.の言及

【シオニズム】より

シオンはエルサレムをさす古い呼称で,パレスティナを父祖以来の約束の地とし,同地へのユダヤ人の移住を〈離散からの帰還〉として考える観念は,ユダヤ教の最も重要な信仰内容に属する。その意味では,19世紀後半にシオニズム(ヘルツルの盟友ビルンバウムNathan Birnbaum(1864‐1937)の命名によるとされる)の名のもとに起こったこの運動はユダヤ教の伝統の継承・発展とみることができる。しかし〈離散からの帰還〉はまた,キリスト教におけるキリストの再臨と同じように,本来は,人間の力では実現不可能なものであり,神意にのみすがろうとする敬虔な祈り以上のものではなかった。…

※「ビルンバウム,N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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