世界大百科事典(旧版)内のビンガの言及
【ジンバブウェ】より
…ハイ・ベルトの両側には標高900~1200mのミドル・ベルトが広がり,北境部と南境部は900m以下のロー・ベルトとなる。東部のモザンビークとの国境部には1800mをこえる山地があり,イニャンガ山地のイニャンガニ山(2592m)は国内の最高点となり,チマニマニ山地のビンガ山(2436m)と対峙(たいじ)する。なお両山地とも国立公園に指定されている。…
【ピグミー】より
…現在,ピグミーの分布は,コンゴ民主共和国(旧,ザイール),コンゴ共和国の盆地を中心に,西はカメルーンからナイジェリア,東はウガンダ,ルワンダ,ブルンジ,南はタンガニーカ湖の南方まで,かなり広範囲に分散している。そのなかで,まとまって居住するのはコンゴ(ザイール)川の北部とウバンギ川の西の低湿地に住むビンガBingaと呼ばれるグループと,コンゴ民主共和国北東部のイトゥリの森Ituri Forestに住むムブティMbutiのグループである。同じ採集狩猟民でも,サンと違ってピグミーには独自の言語はなく,隣接するバントゥー系やスーダン系の農耕民の言語を用いている。…
※「ビンガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」