世界大百科事典(旧版)内のビーハイブ式の言及
【コークス】より
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[製法]
昔は,石炭を野積みにして火をつけ,不完全燃焼させて石炭の揮発分を除いたのち,水をかけて消火するという,野焼法によってコークスが製造されていた。やがてビーハイブ式と呼ばれるコークス炉が考案され,19世紀中ごろまでにはほとんどがこれに切り替わった。これは日本の炭焼窯によく似た構造のもので,窯の中へ石炭をつめて着火し,ひととおり火が回ったら空気口を閉め,石炭の部分燃焼による発熱によって乾留を行う。…
※「ビーハイブ式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」