世界大百科事典(旧版)内のピカルディー方言の言及
【フランス語】より
…その外側,すなわちオイル語圏周辺部(ことにその農村部)に残る方言群は,ワロニー方言(ベルギー南部。〈ワロン語〉ともいう),ピカルディー方言,ノルマンディー方言,西部方言(メーヌ,アンジュー地方),南西部方言(ポアトゥー,サントンジュ地方),中央部方言(トゥーレーヌ,ベリー地方),南東部方言(ブールボネ,ブルゴーニュ,フランシュ・コンテ地方),東部方言(ロレーヌ,シャンパーニュ地方)のように分類されるが,ワロニー方言をほぼ唯一の例外として,急速に共通語に吸収されつつある。 なお,フランス国内で話されているフランス語以外の言語について一瞥しておくと,次のようになる。…
※「ピカルディー方言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」