世界大百科事典(旧版)内のピーピーバナの言及
【タンポポ】より
…タンポポも元は鼓を意味する小児語で,茎の両端を細く裂いて水につけると外側に反って鼓の形になることからの命名という。マンガレとかマンゴはこの茎を曲げる遊びに由来し,茎を笛にしたことからピーピーバナ,白い綿毛の種子を飛ばした後の形からガンボウジとよばれたのである。春にはタンポポの若葉をお浸しやあえ物にしたが,ほろ苦い味がするためニガナとかクジナともいわれた。…
※「ピーピーバナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」