《ファラリス書簡論》(読み)ふぁらりすしょかんろん

世界大百科事典(旧版)内の《ファラリス書簡論》の言及

【ベントリー】より

…翌年〈ボイル記念講演〉で合理主義の立場からキリスト教を擁護し,自然科学者ニュートンの知遇を得て以後親交を結んだ。97年には,フランス伝来の新旧論争に関連して,ファラリスの書簡集の真偽論争に巻き込まれ,偽作説を唱える《ファラリス書簡論》(増補1699)を発表したが一般の評価は彼に不利だった。1700年にはケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのマスターと成り,終生その地位を保った。…

※「《ファラリス書簡論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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