ファロス(読み)ふぁろす

世界大百科事典(旧版)内のファロスの言及

【アレクサンドリア】より

…またスエズ運河と地中海の接点であるポート・サイドと並ぶ大貿易港として注目されている。港は東港と西港に分かれており,その中間には古代の七不思議として有名なファロスの灯台跡やラース・アッティーン宮殿のある半島が地中海に突き出すような形をしている。東港は漁船や内航船が使用しており,地中海諸国を結んだり,遠くアメリカやアジアと結ぶ外国船は税関や出入国事務所のある西港を利用している。…

【灯台】より

…また,日本の古代,中世に室内で用いられた灯火具も灯台といった。ランプ
[歴史]
 灯台の歴史は古く,前280年ころエジプトのアレクサンドリアの港口のファロス島に建設された灯台は特に有名で,古代世界の七不思議の一つに数えられた。これは高さ約60m(一説では110m)の石積塔で,塔の頂部の台で枯草や木に樹脂を混ぜたものを毎夜燃やしたという。…

※「ファロス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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