ファンコーニ,G.(読み)ふぁんこーに

世界大百科事典(旧版)内のファンコーニ,G.の言及

【出生前小児科学】より

…近年の遺伝学,発生学,分子生物学,疫学の進歩により確立されたのであり,従来,体質,素因,先天性弱質,遺伝病など漠然と表現されていた種々相が整理されている。ファンコーニG.Fanconi,高津忠夫によって提唱された(1965)。
[出生前期の意義]
 両親の遺伝形質は遺伝子として配偶子(精子と卵子)に伝えられ,それらが合体した受精卵の1対の遺伝子によって児の一つの形質が決定される。…

※「ファンコーニ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」