世界大百科事典(旧版)内のファンシー・カラーの言及
【ダイヤモンド】より
…(3)ダイヤモンドの色(カラー)は,無色(ホワイトと称する)あるいは青白色(ブルー・ホワイト)を最高級品として,ごくわずかのイェロー,ブラウンなどの色調を帯びるとその評価は下がってくる。しかしこれらのホワイト系の等級分類とは別に,ブルー,カナリー・イェロー,ピンク,グリーンなどの色をもつ石はファンシー・カラー(変り色)と呼ばれ,その色の美しさのためにホワイト系よりも珍重されて高く評価される。(4)透明度(クラリティ)においては,ダイヤモンド内部にあるインクルージョン(内包物)の存在や,外面のわずかのきずや仕上げ欠点を総合して等級決定が行われる。…
※「ファンシー・カラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」