世界大百科事典(旧版)内のファーネス法の言及
【カーボンブラック】より
… おもな製法は次のとおり。現在主流となっているファーネス法は,第2次世界大戦中にアメリカで開発された製法で,原料は初めガスが用いられたが最近は油にかわり,高収率で高品位のものが得られる。ファーネス(燃焼炉)のなかに原料と空気を吹き込み,乱流拡散のもとで連続的に不完全燃焼させ,冷却器を通った燃焼ガスを袋状のバッグフィルターで捕らえ,造粒する。…
※「ファーネス法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」