《フィアンメッタ》(読み)ふぃあんめった

世界大百科事典(旧版)内の《フィアンメッタ》の言及

【ボッカッチョ】より

…母の死後父とともにフィレンツェに戻る。1328年ごろ父は少年の彼を商人にするためバルディ商会(バルディ家)ナポリ支店に勤めさせたが,商売よりも華やかなナポリ宮廷に出入りして,古典文学に熱中し,擬古的な叙事詩を作っただけでなく,ナポリ王の庶子で高官の夫人だったマリア・ダッキーノと熱烈な恋をして,小説《フィアンメッタ》を書く。しかしバルディ商会が破産したため40年フィレンツェに引き揚げてからは,もっぱら古典文学研究と創作に力を注いだ。…

※「《フィアンメッタ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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