世界大百科事典(旧版)内のフェライト系ステンレス鋼の言及
【ステンレス鋼】より
…非常に硬く,強いので,耐食性と同時に硬さ,耐摩耗性の必要な部材,たとえば刃物,外科用器具,工具などに使用する。(2)フェライト系ステンレス鋼 クロム12~27%,炭素0.20%以下を含む。大きく分けると13クロム鋼,18クロム鋼,25クロム鋼になり,最近では,製鋼技術の発達により応力腐食割れ等を起こしにくい鋼種として,炭素量を減らしモリブデンを約2%添加した高純度フェライト系ステンレス鋼がつくられている。…
※「フェライト系ステンレス鋼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」