フェルト化(読み)ふぇるとか

世界大百科事典(旧版)内のフェルト化の言及

【縮充】より

…羊毛の繊維塊でも,毛糸でも,織物の場合と同様に水中で機械的作用を受け,密な構造に変わる。このような現象をフェルト化feltingという。ウサギの毛のような縮充性の乏しい硬い動物繊維に対しては,繊維を柔軟にして縮充性を高めるキャロッティングcarrotting(この処理でニンジンのような色になることによる命名)という予備処理をしてから縮充させてフェルトをつくる。…

【フェルト】より

…羊毛やその他の獣毛繊維は,水や弱アルカリ性溶液(セッケン液など)を含ませたり,熱,圧力,振動などを加えると,繊維が互いに密にからみ合い離れなくなる。この現象をフェルト化とか縮絨(しゆくじゆう)と呼んでいるが,獣毛とくに羊毛の表面をおおっているうろこ状の外皮(スケール)がこの縮絨作用に大きな役割を果たしている。フェルトとは,獣毛繊維を縮絨させ,布帛状に固着させ平面としたものを総称していう。…

※「フェルト化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む