フォラール体制(読み)ふぉらーるたいせい

世界大百科事典(旧版)内のフォラール体制の言及

【ナバラ】より

…19世紀半ばカルリスタ戦争勃発で,ナバラはエステリャを中心にカルリスタの伝統主義的カトリック勢力の拠点となった。第1次戦争の終結後,1841年にすべての地方特権が廃止されたが,69年協定で旧慣習法の復活を得,名目上の旧ナバラ王国の政治体制を維持した(フォラール体制)。1936年からのスペイン内乱では反乱軍側の一つの拠点となり,国民戦線を支援した。…

※「フォラール体制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android