世界大百科事典(旧版)内のフォードT型の言及
【アメリカ合衆国】より
…【斎藤 眞】。。…
【フォード】より
…農家に生まれるが機械いじりが好きで16歳で機械工となる。1887年エジソン電気会社の主任技師となるがこれを辞して自動車製造に専念,1903年ミシガン州ランシングにフォード・モーター社を設立,何回かの失敗ののち08年,今日に伝わる有名な大衆車〈フォードT型 モデルT〉の開発に成功した。このT型は,当時あまりにも高価で〈金持の玩具〉といわれた自動車を,その低価格で真の大衆の足とした画期的なものであった。…
【フォード・モーター[会社]】より
…設立早々発売したフォードA型はよく売れ,次いでC型,F型と発売した。08年には有名なフォードT型(T型フォード)を,H.フォードが長年抱いていた大量生産による大衆車を実現した自動車として発売した。しかし〈フォード・システム〉と呼ばれる,コンベヤを利用した大量生産管理システムは13年より本格実験に入り,14年からシャシーの組立てに採用された。…
※「フォードT型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」