世界大百科事典(旧版)内のフスレフ・ベグ・モスクの言及
【サラエボ】より
…16世紀初頭から宮殿を意味するペルシア語セライ,サライまたはボスナ(ボスニアの原音)・セライと呼ばれたが,その後形容詞形のサラエボが現在にいたる呼称となった。16世紀ボスニア最初の州知事イサク・ベグは左岸にツァーレバ(皇帝)・モスクなど多くの公共建造物で町づくりを始め,ガジ・フスレフ・ベグは対岸のバーザールのかたわらに国内最大の美しいフスレフ・ベグ・モスクを加えた。 中世ボスニアの発展は,東西いずれの教会からも異端とされたボゴミルの教えを採用し,ボスニア教会を組織することで達成されたといえる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」