フランク語(読み)ふらんくご

世界大百科事典(旧版)内のフランク語の言及

【フランス語】より

…なお,フランス語に独自な性格の形成に影響を及ぼしたとしばしば指摘されるのが,5世紀後半にまず北ガリアを手中に収め,のちその王国(フランク王国)を南部にまで広げたフランク人の言語習慣である。フランク人は,すでにローマ化していたガリア人(ガロ・ローマ人)に対して政治的には優位に立ったものの文化的には劣り,彼らガロ・ローマ人と混じり合う一方その言語を習得し,約4世紀にわたる2言語併用ののち,本来の言語たるゲルマン系のフランク語を忘れ去った。だが彼らは,俗ラテン語から完全に消滅していたhの音を北ガリアの地に再び導入し(現代フランス語に残る,いわゆる〈有声のh〉),軍事や社会生活全般に及ぶかなりの数のゲルマン起源の語(hache〈斧〉など)をフランス語にもたらした。…

※「フランク語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む