…しかし,その移行があまりにも早かったため,1950年代後半では客船の将来についての見通しがつかず,大西洋航路の花形になろうとする豪華客船の建造が続いている。フランス号(フランス),クイーン・エリザベス2世号(イギリス)はこのような考え方で建造された船で,大西洋定期客船の伝統を受け継いだ最後の客船といえよう。 一方,60年前後からイタリアでは客船新時代の発端となるような船の建造が行われている。…
※「フランス号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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