フランス巡歴(読み)ふらんすじゅんれき

世界大百科事典(旧版)内のフランス巡歴の言及

【コンパニョナージュ】より

…入団儀礼には職種による差異はあったが,一般に夜に行われ,入団者には特別の名前が与えられ,誓いが立てられる,一種の秘儀伝授式だった。20世紀初頭まで,入団した職人はふつう2~7年間の〈フランス巡歴〉の修業につくことを義務づけられた。巡歴は多く職人組合の中心地だったリヨンを出発点とし,おもにパリ以南を時計の針と同方向に回るもので,リヨン,マルセイユ,ボルドー,ナント,オルレアンは不可欠の通過都市であった。…

※「フランス巡歴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む