世界大百科事典(旧版)内のフランス領コーチシナの言及
【フランス領インドシナ】より
…
[成立]
第二帝政下のフランスは,宣教師殺害事件を口実に1858年ベトナムに侵攻し,62年のサイゴン条約によって南部ベトナムの東3省を奪い,67年には実質的に西3省を併合した。これらはフランス領コーチシナと呼ばれた。さらに70年代より,中国内陸部への商業ルートとしてのソンコイ川(紅河)に注目し,73年ガルニエ事件を引き起こした。…
※「フランス領コーチシナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」