世界大百科事典(旧版)内のフランデレン語の言及
【ベルギー】より
…もともと,現在のベルギーの地域はラテン化したケルト人の居住地であったが,ローマ帝国末期から10世紀までの間に北部や東部からゲルマン人が移住し,西フランドル州ムースクロンMouscronからリエージュ州ラネーLanayeまでほぼ東西に延びる言語境界線は,それ以来ほとんど変わることなく続いている(図)。 北のフラマン人は,オランダ人と同じく低地フランク人で,低地ドイツ語の一種であるフラマン語(フランデレン語。公式にはオランダ語)を用いている。…
※「フランデレン語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」