世界大百科事典(旧版)内のフリントロック拳銃の言及
【拳銃】より
…その点火装置が火打石を利用したフリントロック式になる17世紀に入ると,拳銃はヨーロッパで騎兵の着装武器に制式採用されて実用化を果たした。このフリントロック拳銃は,1620年にメーフラワー号のイギリス清教徒らとともに北アメリカ大陸に上陸する。やがてこの大陸が拳銃生産のメッカになるわけだが,17世紀から18世紀にかけてはイタリアのブレシア地方が,年間4万挺にものぼる拳銃生産の中心地だった。…
※「フリントロック拳銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」