ふるさと創生事業(読み)ふるさとそうせいじぎょう

世界大百科事典(旧版)内のふるさと創生事業の言及

【国土総合開発】より

…この意見は,東京一極集中と地価のバブルの肯定にもつながるものとなり,90年前後の狂乱地価と投機ブームへとつながっていく。2000年を目標年次とした四全総は,高齢化する地方へのゆとりのある財政措置としてユニークな〈ふるさと創生事業〉(例えば市町村の大小を問わず1億円を交付)などに具体化されていくが,バブルの崩壊による日本の金融市場の混乱が地域の産業活動に波及していくのではないかと懸念される。
[第5次全国総合開発計画]
〈第5次全国総合開発計画〉(五全総)は,1998年閣議決定され,〈21世紀の国土のグランドデザイン〉と名付けられている。…

※「ふるさと創生事業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android