世界大百科事典(旧版)内のふろふんどしの言及
【風呂】より
…【玉井 哲雄】
[入浴の習俗]
江戸前期までは,銭湯などで入浴の際には下帯,腰巻をするのが習慣で,別に持参した下帯,腰巻とつけ替えて入浴し,下盥(しもだらい)で洗って持ち帰った。この下帯を〈ふろふんどし〉,腰巻あるいは身に巻きつける布を〈湯文字(ゆもじ)〉〈湯巻〉といった。また,ぬれたものを包むため,あるいは風呂で敷いて身じまいをするための布を風呂敷といい,その名称は今日も残っている。…
※「ふろふんどし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」