世界大百科事典(旧版)内のブヌン語の言及
【高山族諸語】より
…一般に平埔族諸語は残された言語資料が少ないので確かなことはわからないが,台湾の北西部および中西部で話されていたタオカス語Taokas,バブザ語Babuza(オランダ文献に見えるFavorlangのこと),パポラ語Papora,ホアニヤ語Hoanyaもまたアタヤル語群に属する可能性がある。パイワン語Paiwan,プユマ語Puyuma,ブヌン語Bunun,アミ語Ami,平埔族諸語のサオ語Thao,シラヤ語Siraya(オランダ文献のSideisch)が本来のパイワン語群をなす。ルカイ語Rukaiはおそらくツォウ語群に近い関係にあると考えられるが,なお精査を要する。…
※「ブヌン語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」