《ブノアトン一家》(読み)ぶのあとんいっか

世界大百科事典(旧版)内の《ブノアトン一家》の言及

【サルドゥー】より

…58年に女優ブレクールと結婚してから再び劇作に意欲を燃やし,《フィガロの最初の武器》(1859)と《金釘流》(1860)がたてつづけに成功を収めて,新進劇作家としての名声を確立した。以後,約40編の喜劇を書き,その大半は筋の運びを主とする風俗劇で,《ブノアトン一家》(1865),《離婚しよう》(1880),《心霊術》(1897)などが秀作である。また歴史に取材した正劇(ドラム)の分野でも《祖国よ》(1869)や《憎悪》など力作を発表,とりわけ《トスカ》(1887)や《無遠慮夫人》(1893)は著名である。…

※「《ブノアトン一家》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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