世界大百科事典(旧版)内のブラジルコウチュウの言及
【コウチュウ(鉤虫)】より
…両種の駆虫には四塩化エチレン,ブロムナフトール,ベフェニウム剤などが用いられる。両種のほかに,熱帯地方にはブラジルコウチュウやセイロンコウチュウも分布する。前者は鉤虫性皮膚炎(皮膚爬行(はこう)症の一種)の原因となる。…
【ジュウニシチョウチュウ(十二指腸虫)】より
…ヒトに寄生する種類のうち日本で重要なものは,ドゥビニにちなむズビニコウチュウおよびアメリカコウチュウの2種である。また,イヌやネコを固有宿主とするセイロンコウチュウ,ブラジルコウチュウ,イヌコウチュウなどもヒトに寄生することがある。いずれも体長10~20mm,淡紅色,または腸管内で摂取した血液のため赤色を帯びている。…
※「ブラジルコウチュウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」