《ブラリひょうたん》(読み)ぶらりひょうたん

世界大百科事典(旧版)内の《ブラリひょうたん》の言及

【高田保】より

…29年新築地劇団に加わり,プロレタリア戯曲家として活躍したが,特高の弾圧で転向,戦時中は商業演劇に入った。第2次大戦後は結核療養ののち,48年から51年まで《東京日日新聞》に《ブラリひょうたん》を連載,当時の政治,社会,風俗を鋭く風刺した名コラムとして高く評価されたが,病が癒えず,52年死去した。戦時中,新聞記者として上海に従軍したが,半日で逃げ帰ったというような,人間的なエピソードの持主でもあった。…

※「《ブラリひょうたん》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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