世界大百科事典(旧版)内のブラーティヤの言及
【ターバン】より
…王族は長いものを用いたが,即位式にはとくに白いターバンを着ける儀礼が行われた。また王族に仕えた御者たちや,ブラーティヤと呼ばれた特殊な宗教家集団は,それぞれに独特なターバンを用い,その集団の徴標(しるし)としていた。一方,紀元前後の仏教遺跡の浮彫などからは,農民,商人,王族または象使い,軽業師たちがさまざまなターバンを用いていたことが知られる。…
※「ブラーティヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」