ブラービンの乱(読み)ぶらーびんのらん

世界大百科事典(旧版)内のブラービンの乱の言及

【ドン[川]】より

…ロシア政府は,コサックに自治的な諸権限を認め,定期的に貨幣や武器,そして穀物や塩を供給したが,トルコ,ポーランドとの戦争においては,彼らを動員した。だがドンのコサック内部の対立や不満は,ときにロシア全土に波及する反乱となって爆発し,ときの政府を震撼(しんかん)させた(1670‐71年のラージンの乱,1707‐09年のブラービンの乱)。18世紀を通じてコサックの自治は大きな制約をうけ,19,20世紀には彼らは,ツァーリズムによる革命運動抑圧の道具として利用された。…

※「ブラービンの乱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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