世界大百科事典(旧版)内のブルボン公の言及
【コンデ家】より
…この親子2代は,王権による権力の集中が進むなかで,これに対抗して旧来の特権を守ろうとする伝統的大貴族の代表的存在であり,しばしば反王権の陰謀に加担している。第7代のルイ・アンリLouis‐Henriは,〈ブルボン公Duc de Bourbon〉の肩書で呼ばれ,ルイ14世の没後,摂政会議総裁(1715),宰相(1723)などの要職に就いた。第8代のルイ・ジョゼフLouis‐Josephは,自由主義貴族の一翼を担っていたが,革命勃発とともに亡命し,ウォルムスで反革命の〈コンデ軍〉を組織した。…
※「ブルボン公」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」