ブロードベント(読み)ぶろーどべんと

世界大百科事典(旧版)内のブロードベントの言及

【注意】より

…また脳内の神経活動を情報処理量に置き換えれば膨大であるのに,そのほんの一部しか意識に昇らないという事実もある。このようなことから,注意には〈限界容量〉があり,また必要な情報だけを濾過して他を排除する〈フィルタリング〉の働きがあると考えられた(ブロードベントD.E.Broadbentらの考え)。パーティの会話で背景の雑音(他のグループの会話)がひどくても集中していれば相手の言うことが聞き取れるという,いわゆる〈カクテルパーティ効果〉は,そのよい例としてよく引用される。…

※「ブロードベント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android