ブンダーカンマー(読み)ぶんだーかんまー

世界大百科事典(旧版)内のブンダーカンマーの言及

【美術館】より

…その他,スペイン王フェリペ2世,プラハに宮廷をおいた神聖ローマ皇帝ルドルフ2世なども巨大な富と権力を背景に注目すべきコレクションを築き,その中からそれぞれ今日のプラド美術館,ウィーン美術史美術館に入った作品も少なくない。 17世紀バロック時代にとくにドイツの諸侯がつくったいわゆる〈クンストカンマーKunstkammer〉や〈ブンダーカンマーWunderkammer〉は,〈宝物殿〉あるいは〈珍品室〉とも訳すべきもので,狭義の美術品だけでなく,珍しい貝殻,サンゴ,宝石,科学器械などを集めたものであったが,これもまた今日の美術館,博物館の原型の一つと見ることができる。これらいわば趣味的なコレクションに対し,フランスのルイ13世および14世,イギリスのチャールズ1世,教皇ウルバヌス8世などは,国家(またはローマ・カトリック)の威光を高めるために美術品を集め,また同時代の芸術家に制作を依頼している。…

※「ブンダーカンマー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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