世界大百科事典(旧版)内のブンラプ村の言及
【ペンテコスト[島]】より
…中部から南部の西海岸にかけて道路は比較的よく発達しているが,東側は南東貿易風を直接受けて海は常に荒れており,険しい南部の山にさえぎられて孤立している。この南部の東側に頑強にキリスト教を拒み,伝統文化の中で生活しているブンラプ村の人々がいる。彼らは,元来は農耕儀礼である飛降りの儀式によって知られている。…
【民族スポーツ】より
…
[オセアニア]
バヌアツ共和国を形成する島の一つであるペンテコスト島の飛降り競技は,今日バンジージャンプbungy jumpとして知られるスポーツのルーツである。これを行うのは南部の東海岸に位置するブンラプ村で,20mを超える立木を背に,これに材木と蔓(つる)とによって櫓(やぐら)を組み,櫓のそれぞれの高さからせり出した板から,両足首に巻きつけた蔓を命綱に,頭から地上に飛び降りるのである。べつに順位をつけるわけではない。…
※「ブンラプ村」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」