世界大百科事典(旧版)内のプリミンの言及
【サクラソウ(桜草)】より
…また日本産ではサクラソウ(多数の園芸品種(イラスト)がある)やクリンソウが鉢植えや花壇で草花として楽しまれている。腺毛を有するものにはプリミンpriminという有毒成分があり,人によってはかぶれを引き起こすので,栽培管理に注意する。 日本の野生種としては14種がある。…
【プリムラ】より
…1879年ヨーロッパに送られ,そこで品種改良された。葉は丸型で大きく,茎葉に腺毛があり,プリミンprimineという毒素を含む。これによってかぶれる人もいる。…
【有毒植物】より
…イチョウの果肉(種皮)や葉に含まれるギンゴール酸も皮膚炎をおこす。花の美しいプリムラ類による皮膚炎の原因は,葉の腺毛に含まれるプリミンによるものである。パパイア,パイナップル,イチジクなどの乳液によるかぶれは,タンパク質分解酵素による刺激のためとされている。…
※「プリミン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」