世界大百科事典(旧版)内のプレイエル社の言及
【ハープ】より
…これは上述のフルシェットに,第2のフルシェットが加わることにより,さらに半音高い音が得られるものであり,今日に至るハープの主流となった。 クロマティック・ハープは,エラール社のライバルであるプレイエル社の社長G.リヨンが1896年に発表したもので,17世紀のダブル・ハープの変種であるが,両手の演奏をたやすくするために,交差弦式――2弦列が中ほどで交差している――になっていた。一時,パリ音楽院でも積極的に採用されたが,今日ではほとんど忘れられている。…
※「プレイエル社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」