世界大百科事典(旧版)内のプレシアス・オパールの言及
【オパール】より
…モース硬度5.5~6.5,比重1.99~2.25,屈折率n=1.44~1.47,ガラス光沢ないし樹脂光沢である。オパール自体はごくありふれた鉱物であるが,そのなかで,美しい特有の遊色効果play of color(俗に斑色(ふいろ)という)を示すプレシアス・オパールあるいはノーブル・オパール,その地色の美しいコモン・オパールなどが主に宝石用となる。オパールはローマ時代から17世紀初期までは大いに珍重されたが,18世紀から19世紀にかけては,不幸を招く石として不評をかうことになった。…
※「プレシアス・オパール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」