世界大百科事典(旧版)内のプレンカの言及
【ぶらんこ】より
…メソポタミアのマリではニンフルサーグ女神に捧げられた豊穣儀礼としてぶらんこが行われた。インドではぶらんこはホートリ祭官がつかさどるヒンドゥー儀礼であり(この儀礼的ぶらんこをプレンカprenkhaといった),ぶらんこ自体が太陽あるいは風と同一視され,太陽呪助,豊穣多産,天地媒介という三つの宗教的意味をもっていた。メソポタミア周辺の古代世界では,小アジア,クレタ島,アテナイ,ローマなどにマリ系統の豊穣ぶらんこが行われた。…
※「プレンカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」