世界大百科事典(旧版)内のプロイセン建築線法の言及
【都市計画】より
…このような状態に対して,1839年以降,都市の保健・衛生に関する一連の法律が制定され,これがやがて1851年住居法に発展し,1909年住居および都市計画等法を経て,25年都市計画法の制定に至るという経過をたどっている。 一方,新興工業国ドイツでは1875年にプロイセン建築線法を制定し,1902年にはフランクフルトで土地区画整理の手法が考案され,地区の基盤整備と建築物の規制の制度が確立した。アメリカでは測量技師による道路計画,造園家による公園・緑地計画が先行し,19世紀末,シカゴの世界博を契機に全米に都市美運動が起こり,多くの都市の都心部が整備された。…
※「プロイセン建築線法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」