プロウン(読み)ぷろうん

世界大百科事典(旧版)内のプロウンの言及

【シュプレマティズム】より

…色彩を持つ平面が独立の要素として,エネルギーの経済原則に従った〈経済的幾何学主義〉の名のもとに,新たに時・空間の中で地球と月の間の新しい衛星計画案へと展開した。リシツキーはこれをうけて,19年より〈プロウンPROUN(新しきものの確立のための計画)〉を計画し,スエティンNikolai Mikhailovich Suetin(1897‐1954)やチャシュニクIlia Grigorievich Chashnik(1902‐29)などもそれぞれシュプレマティズムの作品を制作した。シュプレマティズムと20年代の構成主義を含めて,革命前後の前衛的な芸術の動向を指すのに〈ロシア・アバンギャルド〉の語が使われることもある。…

※「プロウン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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