世界大百科事典(旧版)内のプロバンス侯国の言及
【ラモン・ベレンゲール[4世]】より
…1137年,隣国アラゴンのペトロニーラ王女との結婚によって同国と自国カタルニャを連邦の形で結びつけ,いわゆるアラゴン連合王国を発足させた。さらに44年以降はプロバンス侯国の支配権も握って先代以来のカタルニャとのきずなを一段と固めた。他方,アラゴンとの連合で強化された軍事力を生かしてトルトサとレリダの2イスラム教国を征服,53年までにはエブロ川河口を確保する形でカタルニャの国土回復戦争(レコンキスタ)を完了した。…
※「プロバンス侯国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」