ヘタイロイ(読み)へたいろい

世界大百科事典(旧版)内のヘタイロイの言及

【マケドニア】より

…フィリッポス2世は兄の戦死後即位し,農地を開発して自由農民の生活を安定させ,彼らを長槍(サリッサ)を武器とする強力な歩兵兵団に組織・訓練し,小貴族から成る騎兵兵団と組み合わせて進んだ戦術を開発した。その歩兵をペゼタイロイ(歩兵ヘタイロイ),騎兵をヘタイロイと呼ぶ。ヘタイロイとは元来,〈友〉の意味で王とも同格の大貴族団の称号であった。…

※「ヘタイロイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android